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ブリッジ

ブリッジとは

ブリッジとは

歯を喪失してしまった場合、代替として人工の歯を使うことになります。人工歯はいくつか種類がありますが、その中のひとつとしてブリッジがあります。ブリッジは、失った歯の本数が少ないケースで採用されることが多い治療方法です。
人工歯が複数連なるように作られており、橋を架けるように患部の両隣にある天然歯に被せて固定します。支台となる歯にしっかり固定されるので、食べるときに違和感があまりありません。また、外科手術の必要がなく、治療期間があまりかからず治療が完了します。
ただし、固定源となる天然歯を削らなければならないほか、人工歯と歯肉の間が磨きにくいなどのデメリットもあります。
ブリッジには保険診療だけではなく自費診療の治療もあるため、より機能性や審美性の高いブリッジにしたい場合は、自費のブリッジをお勧めします。

保険診療のブリッジ

保険診療のブリッジ

保険診療で治療するブリッジの場合、すべての症状で適用できるわけではありません。
連続して2本まで歯を失っている状態に限られます。ただし、前歯の場合は連続して4本までは保険診療の対象となります。また、支台となる歯は最低2年間は問題がないと診断されていることも条件となります。
保険診療で使用できる素材は、中身が金属で表面がレジンで作られているものや、全体が金属でできているもの(銀歯)になります。低価格でブリッジを作れる点が保険診療のメリットだといえますが、レジンは経年によって変色してしまうほか、摩耗しやすいというデメリットがあります。銀歯は耐久性があるものの、お口を開けたときに目立ってしまうという審美性の問題があります。

自費診療のブリッジ

自費診療のブリッジ

自費診療は価格が高くなりますが、メタルボンド・オールセラミック・ジルコニアセラミック等の素材を使うことが可能となります。
セラミックとは自然な白さが特徴の素材で、天然歯と並べたときにも遜色なくきれいに見えます。さらに、経年による変色に強く、非金属製なので金属アレルギーが心配な患者さまも安心してお使いいただけます。
自費診療の素材は、セラミック系の中でもすべてセラミックで作られたブリッジや、内部が金属で表面がセラミックのものなど、特徴の異なるさまざまな種類があります。患者さまのご希望やお口の状態を考慮しながら、ご提案します。

義歯・入れ歯

義歯・入れ歯とは

義歯・入れ歯とは

歯は1本でもなくなってしまうと、口元が目立ってしまったり、食事に影響したりといった問題点が現れます。歯が抜けたままにしておくと、噛み合わせや歯並びがずれてくるおそれがあります。そのため、歯を失ったら人工歯をつけることになります。人工歯にはいくつかの種類がありますが、その中のひとつが『入れ歯(義歯)』です。
入れ歯は、抜けた歯の本数により「部分入れ歯」と「総入れ歯」の2タイプに分かれます。片方の顎の歯がすべて抜けていれば「総入れ歯」になり、1本でも歯が残っていれば「部分入れ歯」を作製します。
入れ歯には保険診療と自費診療があります。自費診療は価格が高くなりますが、保険診療の入れ歯に見られるデメリットをクリアできるものもあります。

保険診療の入れ歯の種類

保険診療の入れ歯の種類

入れ歯の保険診療は、人工歯と床(しょう)がレジンでできたものになります。保険診療でも「部分入れ歯」と「総入れ歯」どちらも製作可能です。
保険診療で作る入れ歯の大きなメリットは、治療費を抑えられることです。また、入れ歯が壊れてしまったときでも修理がしやすい素材でも作られています。一方、レジン特有のデメリットもあります。まず、経年により変色してしまうという点が挙げられます。
そのほかにも、すり減りやすく、厚みがあるために装着時に違和感があり、食べ物の冷温を感じにくい、といった欠点もあります。また、部分入れ歯ではクラスプを天然歯に引っ掛けますが、金属製のためにお口を開けたときに目立ってしまいます。

自費診療の入れ歯

自費診療の入れ歯

自費診療は価格が高くなるものの、入れ歯の種類の選択肢が大幅に広がります。
種類ごとに特徴が異なるので、患者さまのお口の状態やご希望などに合わせて細かく提案することができます。
保険診療では装着時の違和感や変色、入れ歯の厚み、部分入れ歯ではクラスプが目立つ、といった点がデメリットとなりますが、それらをクリアする素材もあります。
また、保険診療との違いは素材だけでなく、治療にかけられる時間にもあります。治療期間は長くなりますが、その分噛み合わせや装着感を丁寧に調整して入れ歯を作ります。
一度作った入れ歯は長い付き合いになります。保険診療では得られない機能性や審美性を備えた入れ歯を作ることも、お口の健康を考えるうえで有効な選択肢だといえるでしょう。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

保険診療の部分入れ歯は、固定するために使う金属のクラスプが目立ってしまうため、口元を気にされる患者さまもいらっしゃいました。
ノンクラスプデンチャーはその名のとおり、クラスプを使わずに固定する部分入れ歯です。
弾力のある特殊な樹脂に人工歯を接着させたもので、金属は使用されていません。従来のものよりも軽くて薄い素材で、残っている歯に引っ掛ける部分も柔らかくできています。付け心地が自然で、違和感が少なくなります。また、歯肉に馴染む色合いなので口を開けたときも目立ちません。
ノンクラスプデンチャーに使用する樹脂は数種類あり、ナイロン系、ポリエステル系、ポリカーボネート系の3つに大きく分類されます。それぞれ特徴が異なるので、患者さまのご希望や状態を考慮して提案します。

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